「LPを作っても成果が出ない…」を解消!CVRを上げる【設計の4ステップ】:成果を出すLP制作のための連載-第1話

LP制作を担当する方なら、一度はこんな経験があるのではないでしょうか?
よくあるLPの悩みと課題

これらはすべて、表面上の“デザイン”や“文章”の問題ではなく、「構造=設計思想」に問題がある可能性が高いです。どんなに綺麗なページでも、ユーザーの行動心理に沿って設計されていなければ、CVにはつながりません。
この連載では、OnePage(1枚完結型LP)を制作するうえで、LP担当者が“何に気をつけ、どこに注力すべきか”を体系的に解説します。
LPの“構造”とは何か?
具体的には:

- 1.ファーストビュー(課題喚起+独自性+CTA)
- 2.共感セクション(ユーザーの悩みや背景を代弁)
- 3.価値提案セクション(このサービスがどう解決するか)
- 4.信頼構築パーツ(実績、導入企業、ユーザーの声)
- 5.アクション誘導(お問い合わせ、資料請求、購入など)
なぜ“構造”が失敗すると成果が出ないのか?
この構造を無視してしまうと、以下のような失敗が起こります:

良い構造のLPの共通点
- 訪問者の心理フェーズに合わせた設計
「知っている/知らない」「興味あり/なし」に応じてコンテンツの長さ・深さを調整している - 迷わせない情報設計
CTAが明確に目立ち、押すべきアクションが分かりやすい - ビジュアルとコピーの一貫性
キャッチコピーと画像、全体のトーンが矛盾せず、印象に残る - 信頼感の設計
第三者の声や数値データ、会社情報など、心理的ハードルを下げる情報をきちんと配置している

構造を見直すためにまずやるべきこと
【1】“ペルソナ”の再定義
- このLPは「誰に向けたページか?」が明確になっている
- ターゲットの職業・業種・課題・関心ごとが具体的に設定されている
- ページ内の言葉・トーンが、ターゲットに合っている
【2】ページ構成の“流れ”を図にしてみる
- 現在のLP構成をA4用紙またはNotion等に時系列で箇条書きにしてみた
- コンテンツごとの役割(課題提示/共感/価値提案など)が可視化されている
- 「この情報は本当に必要か?」「順序が不自然ではないか?」を確認した
【3】“読む順番”をユーザー目線でシミュレーションする
- ファーストビューに目を通して「読み進めたい」と思えるか?
- スクロールに応じて疑問が生じない流れになっているか?
- CTAの出現タイミングは自然かつ効果的か?
- 実際のユーザーになったつもりで1回通して読んでみた
【4】“離脱ポイント”をデータで確認する
- ヒートマップで離脱・滞在箇所を確認した(例:Hotjar, Clarityなど)
- Google Analyticsで「直帰率」や「平均滞在時間」が低いセクションを把握した
- 離脱率が高いセクションに構造的な原因(冗長・説得力不足など)があるか検証した
- CTAの前に離脱が多ければ、配置や内容を再検討した
次回予告
失敗するファーストビュー、成功するファーストビューとは何か――ぜひお楽しみに。
▶第2話はこちら:「LPのCVRが上がらない」は設計ミス?【ターゲット設定の重要性】:成果を出すLP制作のための連載-第2話
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