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サーバダウンから復旧までにかかる時間はどれくらい?原因や対策もご紹介

           

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はじめに

サーバダウンはサイト運営者にとって、絶対に避けたい事態です。一度サーバダウンを起こせば、ダウンしている期間だけビジネスが停止し、損失は計り知れません。
この記事ではサーバダウンが起こる原因や対処時間の目安、事前にできる対策をご紹介します。


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サーバダウンが起こる原因

サーバがダウンする原因としては主にアクセス集中、サイバー攻撃、サーバなどの機器の故障があります。

アクセス集中


アクセス集中とは、運営者の想定外となる大量のアクセスがサーバに集中し、サーバの対応処理が追い付かない状態のことをいいます。アクセスが集中しサーバに負荷がかかり過ぎると処理の遅延が起こり、いずれサーバがダウンしてしまいます。

サイバー攻撃


悪意ある第三者から攻撃を受けたときもサーバダウンが起こりえます。サーバダウンが起きる攻撃には、不特定多数のアクセスでサーバダウンを狙う「DDoS攻撃」や、データの改ざん・破壊などがあります。
 参考コラム:DDoS攻撃とは?攻撃を受けたらどうなる?基本の知識と対策


サーバや周辺機器の故障・災害


サーバの経年劣化、部品交換時の初期不良など機器の故障によって、物理的にサーバが使えなくなるときもサーバダウンを引き起こします。また地震や台風など自然災害による停電や、浸水・火災でサーバに被害を受けることもあります。

サーバダウンから復旧までにかかる時間の目安は?

サーバがダウンしてから復旧までにかかる時間は、サーバダウンの原因によって異なり、数分で復旧するケースもあれば、数時間から数日かかるケースもあります。
カレンダーと時計
たとえばアクセス集中によってサーバダウンした場合なら発生から復旧まで数分~数時間、機器の故障なら交換まで数時間、サイバー攻撃によりシステムが使えなくなった場合には数時間~数日程度かかると想定されます。

サーバダウンによる企業の損失

サーバダウンが発生し、その復旧が遅れると、以下のような損失を生み出します。

機会損失


たとえばECサイトのサーバがダウンすると、場合によってはECサイトが停止し、商品ページが表示されなくなります。ページの閲覧から商品の購入まで何もできなくなり、EC事業そのものが停止、サーバ復旧まで売上を得られず機会損失となってしまいます。

ユーザーとしては期待してサイトにアクセスしているにもかかわらずサーバダウンを経験するため、サイトへの印象が悪くなるでしょう。ユーザーはサイトから離脱して、その後の訪問頻度も少なくなることが考えられます。

社会的信用の損失


サーバがダウンしシステムの不具合を発生させると、取引先や顧客企業にも影響が及びます。ビジネスが継続できない状況と見なされ、信頼を失うことになるでしょう。株価への影響も起こりえます。

サーバがダウンした場合の対処法

Webサイトが閲覧不可能な状態になったときには、まず実際にサーバダウンが起きているかどうかを確かめる必要があります。

ユーザーのアクセスが集中した場合の対処法


サイトにユーザーからのアクセスが集中してサーバダウンした場合には、予備のサーバやクラウドサーバを利用し、サーバを強化して再開にあたります。

サイバー攻撃やサーバの故障など他の原因がない場合には、新規ユーザーからのアクセスを他のサーバに待機させ、お詫びのメッセージをページに表示しておくなどして、集中が収まるのを待つ方法もあります。

サイバー攻撃された場合の対処法


サイバー攻撃でサーバダウンした場合には、単にサーバを再起動するだけでは二次被害を引き起こす可能性が否めません。そのためサービスを停止し、原因と攻撃の手口を早急に特定することになります。

原因が確定した後は、対処を行います。場合によっては、予備のサーバでシステムを継続稼働させながら対処することが可能です。

サーバが故障した場合の対処法


サーバやネットワーク機器が故障したとみられる場合には、システム全体の稼働状況を調べ、機器の損傷個所を特定します。また機器の手配を行い、早急に修理・交換を行うことになります。クラウドサービスの場合には業者に問い合わせることが必要です。

自然災害の場合には、予備のサーバを用いてバックアップから復旧させるという手段をとります。

サーバダウンを未然に防ぐ4つの対策

このようにサーバがダウンするとさまざまなリスクがあります。事が起こってからでは被害が大きいため、サーバダウンをさせないことが重要となります。

同時アクセス制限の設定


ECサイトの場合は一定以上にアクセスが集中した際に、アクセス制限を行うことが有効です。ユーザーからのアクセスを別のサーバにアクセスさせるよう設定し、「ただいまサイトが混雑しております」などとお詫びとともにメッセージを表示させます。

ユーザーを待たせることになるため利便性は低下し、運営側にとっても機会損失となる恐れはあります。しかし最低限サーバダウンを回避することは可能です。

サーバのスペック向上・冗長化


サーバを強化して、システム全体の処理能力を大幅に高めておく方法もあります。サーバの強化にはいくつか方法があります。コスト面を考慮して選択しましょう。

・スケールアップ:サーバのスペック向上。メモリ容量の増量、処理能力の高いCPUに変更するなど
・スケールアウト:サーバの台数を追加
・オートスケール:アクセスの負荷に応じて、サーバを増減させる

また今後機器の故障が起こったときに迅速に対処できるように、機器の販売会社やリース会社と事前に対処法を確約しておくことも大切です。

セキュリティ対策


サイバー攻撃によるアクセス集中を防ぐためには、セキュリティ対策も重要です。サーバのOSやソフトウェアを最新の状態にしておくこと、サーバ管理者のパスワードを強固なものにして漏らさないようにすることは大前提です。また、DDoS攻撃対策サービスやWAFの導入などもシステムによって検討しましょう。

CDNの導入


CDN
CDN(Content Delivery Network)は、Webサイトのコンテンツを配信拠点にコピーし、オリジナルのWebサイトの代わりにコンテンツを届ける仕組みのサービスです。キャッシュを保管するキャッシュサーバは世界中に分散しており、ユーザーに近い拠点から配信できます。この仕組みで、アクセス集中による表示の遅延や、サーバダウンを防ぐことが可能です。またWebサーバにかかる負荷を分散できるため、DDoS攻撃にも防御として有効となります。
 参考コラム:CDNとは?CDNの基本からメリット・デメリット、業者選定のポイントを解説


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自社開発の経験とノウハウを駆使したCDNシリーズ

情報システムを使う事業の継続には、サーバダウンしにくい環境を構築することが重要です。アクセリアでは、3つのCDNサービスをご用意しています。

CDNサービス比較表

Solution CDN


世界的に有名なセキュリティサービスである「Cloudflare(クラウドフレア)」を、20年以上にわたる経験とノウハウを駆使して導入します。

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  Solution CDN

Brokering CDN


シンプルで低価格。画像・動画やマニュアルなどの大容量ファイルを大量に配信したい場合に最適な、ブラウザベースのCDNです。

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  Brokering CDN

DuraSite-CDN


国内限定のCDNです。突発的なアクセス集中の予測が困難で予算が組みづらい場合でも、固定課金を選べてコスト削減を図れます。

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  DuraSite-CDN

セキュリティサービスのご用意もあり、サーバの安定的な運用をお手伝いいたします。

まとめ

サーバダウンが起こる原因から、復旧までにかかる時間、対処法までをご紹介しました。
サーバダウンの原因はアクセス集中だけではありません。サイバー攻撃によってサーバダウンが起こった場合、復旧まで数日を要することもあります。
サイバー攻撃が年々巧妙化する中で対策を完璧にすることは難しいですが、リスクとコストを天秤にかけ、サイト規模に合った対策を事前に施すことが肝要です。

CDNはユーザーによるサイトへのアクセス集中対策だけでなく、サイバー攻撃対策にもなるため、サーバダウンの未然防止策に非常に適しています。
アクセリアでは3種類のCDNサービスを提供していますので、予算や目的に応じてお選びいただけます。

ぜひ3つのCDNサービスの詳細をご確認ください。

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