キャッシュ対象を選ぶって?全部キャッシュするとどうなる?
キャッシュして良いファイル、キャッシュすると問題があるファイル
参考コラム:CDNとは?CDNの基本からメリット・デメリット、業者選定のポイントを解説 |
CDNでは、すべてのファイルを無条件にキャッシュするわけではなく、「キャッシュする/しないファイル」の選定が必要です。
■CDNでキャッシュするファイルの例
HTML、画像、動画、CSS、JavaScript
→このように、ユーザによって変化しないファイルを「静的ファイル」と言います
■CDNでキャッシュしないファイルの例
ECサイトの「マイページ」のように、ユーザによって変化するファイル
→「動的ファイル」と言います
「キャッシュしないファイルの例」で挙げた「動的ファイル」をキャッシュしてしまうことで発生するのが、情報漏えい事故です。個人情報が書かれた「Aさんのマイページ」をキャッシュしてしまうと、Aさん以外の多くの人にも配信されてしまいます。
そのため、ECサイトをはじめとする、会員登録をした上でWebサイトを閲覧するサイトの場合、CDNでは画像等の静的ファイルのみをキャッシュする等の対応が必要になります。
もちろん、個人情報等をサイトで扱わず、すべてのファイルをキャッシュしてCDNで配信しても問題ない場合、「すべてをキャッシュする」としても問題ありません。
重いファイルをキャッシュすれば解決!…しない場合もあります
もちろん、画像や動画をCDNでキャッシュすれば、それらの表示は速くなります。しかし、サイト全体の表示に関わるボトルネックはそれだけでは無いこともあります。
HTMLの読み込みが遅い場合、いくら画像や動画の配信を速くしても、サイト表示自体の高速化は実現できません。
CDNを有効利用するためには、サイトが表示される際の「本当のボトルネック」を探り、それに合わせてキャッシュすべきファイルを決定する必要があります。
まずはサイトのボトルネックを確認
また、同じくGoogleが提供する「PageSpeed Insights」でも確認できます。Googleは、検索結果の決定に「サイト表示の速さ」も評価のポイントにするとしており、ページ表示速度を調査できるツールとして「PageSpeed Insights」を提供しています。全体の評価を数値で表す他、改善策の提案もあるのが特徴です。
参考コラム:あとひと押しのSEO対策ーCDNで「PageSpeed Insights」のスコアを上げようー |
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国産CDNベンダーとして20年以上の実績がありますので、知見豊富で優秀なエンジニアによる有人サポートが可能です。
また、PageSpeed Insightsを利用して、サイト表示速度改善のためのポイントを無料でレポートするサービスも行っています。サイト側での設定変更は不要で、お申込みだけでレポートをお送りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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