Interop Tokyo 2019 初参加者による所感
Interop Tokyo初参加者による所感をご紹介
①:セキュリティ部門に注目
開場前にも関わらずたくさんの方が入場の列を作っており、本当に規模が大きい展示会なんだなと、入場前から実感することができました。
今年は昨年より1万人以上多い、15万人以上の方がInteropに来場されたようです。
(写真:InteropTokyo2019 ポスター)
入場直後にShowNetブースでInteropTokyoの成り立ちを学び、さらに400Gbpsイーサネットの相互接続など「今後のネットワークのあるべき姿」と称される、会場内で実際に動いている「ネットワーク」を見学することができました。
(写真:ShowNetブース)
(写真:ShowNetブース ラック)
数ある展示テーマの中で特に印象に残ったのは、セキュリティ部門です。
Interop Tokyo Best of Show Awardの審査員の方の解説では、「これまでは、ネットワークやOS、サーバを守るセキュリティシステムが多く提案されてきたが、テクノロジーが変化している現在、ビジネスモデルや個人の生活・考え方を守る「ビジネスセキュリティ」が増えていくのではないか」とお話しされていました。
セキュリティの展示に関しては、攻撃を受けた際に素早くリアルタイムで対応を行うための「可視化ツール」が多く出展されているという印象を受けました。
また、Interop Tokyo Best of Show Awardで審査員特別賞を受賞されていたYAMAHA株式会社の「スピーチプライバシーシステム VSP-2」という、オープンスペースでの会議の内容など、声や音のセキュリティを守るシステムに興味をもちました。
様々な分野の最新のソリューションやプロダクトが豊富なInteropTokyoに初めて参加し、たくさんの刺激を受けました。
この体験と感動を元に、今後もさらに勉強を続けていきたいと思います。
②:最先端の技術に触れる場所
(写真:ShowNetブースに展示されていたネットワーク機器)
各企業のブースにおいても、やはり次世代のネットワークに向けた商品が多く見受けられました。その中でも私が興味を惹かれたのは、Best of Show Awardのサーバ&ストレージ部門で今年のグランプリを受賞したHuaweiのFusionStorage8.0です。これは分散型アーキテクチャにより複数のクラウドストレージを提供することができ、効率的なビッグデータの管理やシステムの同時障害への対応を行うことができるなどクラウドストレージとしては現状最高レベルの性能を実現しているそうです。
(今年のBest of Show Award受賞企業一覧)
(写真:華為技術日本株式会社のFusionStorage8.0)
企業ブースの他にも基調講演やセミナーも多く開催されており、それらを通して技術の最先端に触れることで技術の進歩を実感することができました。とても良い刺激になった3日間でした。
③:技術を体験できる展示会
ShowNetブースでは80社から2000を越える機器/サービスが集まり、400Gbpsイーサネットとの相互接続や、SRv6によるサービスチェイニングなどが行われている様子が見られました。
(写真:ShowNetブースに展示されていたネットワーク機器)
特に印象に残ったのは、シスコシステムズのネットワーク体験車でした。
この車両は普段はシスコの技術を体験できるデモ用車両となっていて、イベント時や災害が起きた時は、衛星回線を通じて周囲にWi-FiやLTE回線を提供するそうです。
(写真:ネットワーク体験車両[Cisco Network Experience Vehicle])
今回初めて参加をして、展示会を通してビジネスの動向や適用事例に触れることができ、とても刺激的なイベントとなりました。最新技術の流れが速い分野であると思うので、トレンドを注視しながら勉強を続けていこうと思います。
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