Cloudflare Imagesを利用した際の、アップロード→画像変換→配信までの流れについて解説します。
Cloudflare Imagesを利用した画像変換の手順を解説【画像アップロードで完了】
- Cloudflare Imagesとは
- 2021年秋、Cloudflare(クラウドフレア)から新たに画像変換サービスとして「Cloudflare Images」がサービス開始されました。
今回はCloudflare Imagesを利用した際の、アップロード→画像変換→配信までの流れについて解説します。
Cloudflare Imagesではユーザが用意するのは画像ファイルだけでよく、ストレージ、画像変換、配信をCloudflare側が提供します。
UI、APIから画像をアップロードすることができ、残りすべての工程をCloudflareで行うため、運用負荷、コストの減少が期待できます。
また、SignedURL(著名付きURL)にも対応しており、セキュアな配信も可能です。
- 利用方法
- 1、アップロード
ドラッグ&ドロップで画像をアップロードします。
APIでアップロードする場合は、下記のように行います。curl -X POST -F file=@./<file_name>
-H "Authorization: Bearer <api_token>"
https://api.cloudflare.com/client/v4/accounts/<account_id>/images/v1
2 、画像変換テンプレートの作成
変換を行うサイズを記載したテンプレートを作成します。
今回は300x400に変換、かつ、不要メタデータの削除を行います。
3、配信(CDN)
変換が完了した画像は次のようなURLで配信することができます。
https://imagedelivery.net/XXX/<image_id>/<variant_name>
このように、画像を用意するだけで残りの工程はすべてCloudflare上で完結することができました。
各種APIも用意されており、既存の仕組みにアドオンすることも可能かと思います。
- Cloudflare Images以外の画像変換サービス
- 最後に、Cloudflareには合計3つの画像変換サービスがありますので、ここで簡単に触れておきます。
Polish
無料の画像変換サービス。
画像URLの変更を伴うことなく、画像の最適化、WebP変換などが可能です。
Image Resize
有償の画像変換サービス。
画像URLの変更は伴いますが、画質の最適化(任意のパーセンテージ)、リサイズ、WebP化、レスポンシブ画像など、多くの変換機能を有しています。
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参考コラム:CDNとは?CDNの基本からメリット・デメリット、業者選定のポイントを解説
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柴崎 智弥
アクセリア株式会社 サービス事業本部サービス開発部 所属